朝方の気付き
今度こそ何かが書けるかもしれないと、パソコンに向かう。
しかし所詮は凡人。面白いものがポンポンと出てくる筈は無い。
頭の中のものが、生のまま残ったらどんなにかいいかと妄想する。
出てきて形に残るものには、賞味期限がある。
そこで「長く美味しいもの」を作るのが、物書きというやつなんだろう。
あるきかた
どうも自分は、「おっかなびっくり」生きていると思う。
どうにも、思い切りがない。
誰の批判を恐れてか、それとも誰に批判されるのも嫌なのか、
自分だけの安全な世界に引きこもっていたいという願望が中心にある。
そこを抜け出したいと考えた時に、”怒り”というものを使うのだろうか。
父に怒る。母に怒る。友に怒る。
「何見てんだ」「見世物じゃねえぞ」
「ふざけやがって」「所詮他人のくせに」
そうでもしないと、自分を立たせることができないのだろう。